MSR® Fuel Bottle Process of Design:フューエルボトル・デザインの変貌

SHOWSEI

2015年11月21日 21:00


”Fuel Bottle”そのものをスペックにするエポックを齎した”MSR MODEL 9”
今では見慣れたリモートバーナー、1973yリリース時は衝撃的だったと伝えられる



当時、フューエルボトルを持たないMSRは他社製を代用することから始める
オリジナルボトルがラインナップされたのは1981yになってからだった
”Fuel Bottle”をストーブと一体化する発想でエポックモデルを開発したMSR®
オリジナルボトル有しないため”SIGG製”ボトルを公式使用していた



SIGG社は1996yドリンクボトル以外の製造部門を売却し現在に至る
これは”UCO社”の”BOTTLE FOR SET:ボトル フォー セット”装着
純正のキャップでは漏らしやすく扱いづらい、注ぎやすくするための道具



1973yリリース世界初のリモートバーナー”MODEL 9”



フュエールボトルに安全性と機能性を求める時代を切り開いた歴史的なモデル



MSR初のオリジナルボトルは、ブルーマウンテンロゴ時代
22 fl.oz.サイズでリリースされた、右はNOSコンディション



1981yにリリースされた2ndモデル、歴代で稀なシルバーカラーリング
11 fl.oz..、22 fl.oz.、33 fl.oz.、3サイズのラインナップが始まる
1989y、20thアニバーサリーモデルもあるが、次の更新時に、、、



1982yリリース”WhisperLite:ウィスパーライト”
初期型のブラックフューエルライン、白ガス専用バーナー
”BPI StovePad”装着、他のモデルにも対応する優れモノ
MSR Whisperlite、Rapidfire、X、G.K、EPIgas Microstove
Coleman Apex Stove、Optimus 123 and diverse andere



”MODEL 9”より継承される、MSRが「Xモデル」に掲げるミッション



「どのような過酷な環境下でも使用可能なバーナーへの創意工夫と進化」
その時代の最強を常に目指すハイスペックグレード、1980s初期型の”X-GK



そのミッションを今に継承するアメリカ製に拘り続けるリモートバーナー
”The MSR ”MSRブランドを象徴しヒストリーを繋ぐ代表的なモデル”XGK-EX”



WhisperLite International:ウィスパーライト・インターナショナル
1988yリリース初期型のレッドフューエルライン、”UCO社”製のストーブベース



1980s後半〜1990sデザイン



MSRは1969y、L.Penberthy氏が創設
1994y、25周年アニバーサリーモデル



その頃から軍用モデルも手掛けるようになる
USMC(Uuited States Marine Corps.)アメリカ海兵隊フューエルボトル



22 fl oz/650mlサイズが目立つが、33fl oz/975mlサイズもあり
未確認ですが、11 fl oz/325mlもあるかも知れない、、、



アウトドア史上で、最も高価なボトルと思われる”made in Japan”
1990s、最先端の素材チタンが時代を象徴し、多くのモノが軽量化へ加速する



日本製でありながら、発売時は国内ではリリースされなかった
飲用兼燃料チタン製ボトル、燃料用に使っている人を見たことはない





カナダ製の軍用フューエルボトル



ブラックのベースカラーにタンジェリンカラーのロゴ
個人的に最も美しいとフューエルボトルだと思っている



記憶に新しい、国内では二度限定販売された軍用ボトル
2000s後半から製造、2013y正規限定販売される前は人気がなかった
一般販売される前に入手出来ていたのは幸運だったのかもしれない



左カナダ製、右アメリカ製



一般流通していなかった上記軍用フューエルボトルだったが
2010sには定番のレッドカラーで製造されるも、なかなか入手出来ない
本来はチャイルドロックのキャップであるが、旧タイプに差し替えた



MSR FUEL BOTTLE 11fl.oz.
1980s~1990s~2000s~2010s



MSR Fuel: Bottle Labeling Production



MSR FUEL BOTTLE 22fl.oz./1980s~Now
歴代のボトルを並べて見ると、MSRの紆余曲折のヒストリーが駆け巡る
独自の発想と進化、そのブランドは、故創始者の意思を今も引き継いでいる




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